このブログは、 南国バリ島に生まれ育った野生児パグ 豆太郎 と そら豆 が
ニッポンへ上陸しちゃった、トホホな 帰国犬日記 として 再スタートしました m(-_-)m





                         ☆ ☆ ☆



スーパーでバッタリ会った知人が

私のバッグに目を止めて尋ねた。


『ところでソレ、何つけてんの?』


変わったアクセサリーをつけていると

思ったのだろう。


『ああ・・・コレはちょっとしたお守り』


そう応えて話題を変えた。




ピンク地に黒い水玉のヒモ。

妙なモノをぶら下げていると思ったのだろう。

少しくたびれてきているから

汚いと思ったのかもしれない。



豆太郎のハーネスを。





0205-1 2016





ピンクに黒いドットを散らしたハーネスは

豆太郎が亡くなる2が月ほど前、

夏の終わりに新調したものだった。


女の子みたいな色柄だけど

すっかりおじいちゃんになってしまった豆太郎には

華やかなものをつけてあげたかったし

この頃の豆太郎は

なんだか仔犬のように幼い表情をすることがあって

可愛いハーネスが似合う気がした。


まだ暑い8月の終わり、

近所のペットショップに一緒に行って

アレコレ試着した末に選んだものだった。




豆太郎はハーネスが好きだった。

いや、お出かけが好きだったから

ハーネスを見ると喜んだのだろう。

いつも自分からチャッチャと脚を通して

上手にハーネスを身につけた。



それは晩年、

すっかり弱ってしまってからも同じで

ハーネスを差し出すと反射的に脚をあげて

ヨロけながらも自ら脚を通していた。


ピンクの可愛らしいハーネスも

そんな風にして、豆太郎は身に着けていた。



亡くなる前日まで。





0205-2 2016





豆太郎の体を空に帰したお葬式の日から

私は外へ出かける時は必ず

豆太郎のハーネスを持ち歩いている。


バッグにつけたり、

ポケットに忍ばせたり、

仕事中はズボンのベルトループに

つけている。

もちろん、そら豆と散歩に行くときも。




尋ねた知人には『お守り』と答えたけれど

本当はそうじゃない。


『お出かけ』しているのだ。




晩年、病気が進んでしまった豆太郎は

眠る時間がうんと増え、動きたがらなくなっていた。

お散歩の距離も短くなり

出かける回数も減ってしまった。

あんなにお出かけが好きだった豆太郎の

世界はうんと狭まってしまった。




だから今、身軽になった豆太郎を連れて

私は出かけている。

豆太郎はもう、どこへでも行ける。

レストランだってスーパーだって、

私の仕事場にだって。

私が行く場所、見るものすべてを

豆太郎にも体験させてあげたい。



そんな風だから、

まだ新しかったピンクのハーネスは

近ごろ少しくたびれてきたけれど

洗うことも、手放すこともできずに・・・・・・


今日も私の傍でユラユラと揺れている。





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