このブログは、 南国バリ島に生まれ育った野生児パグ 豆太郎 と そら豆 が
ニッポンへ上陸しちゃった、トホホな 帰国犬日記 として 再スタートしました m(-_-)m





                         ☆ ☆ ☆



【犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)】
脳下垂体の過形成や腫瘍、副腎皮質にできた腫瘍によって、
コルチゾールと呼ばれる副腎皮質ホルモンが過剰に分泌
される病気。ステロイド薬が原因の医原性もある。
主な症状として、水をたくさん飲む、おしっこの量が増える、
たくさん食べるのにやせていく、全体的に毛がうすくなる、
左右対称に毛が抜ける、お腹が膨れるなどの症状がある。





クッシング症候群が進むと

免疫力が低下して様々な症状が出てくる。



2015年のはじめ

冬の間に急激に筋力が低下して

脚が弱ってしまったのと時を同じくして

豆太郎の歯茎にはエプリス(歯肉腫)ができた。



上前歯の細かい歯と歯の間に

小さな瘤ができて

その膨らみは徐々に米粒のようなかたちに伸びて

2ミリくらいに成長した。

しばらくすると同じ根元からもうひとつまたひとつと

計3つのエプリスができた。





2013-1 2016





そしてこの頃から歯周病も進んだ。



歯磨きが得意だった豆太郎が

この頃から口の中を触られるのを

嫌がるようになった。

渋々口を開ける豆太郎の歯は

グラグラしているのが2本ほどあり

歯肉が後退していた。

口臭も気になっていた。



かかりつけの病院ではエプリスの切除と

抜歯を提案してくれた。

エプリス、といっても細胞検査をしてみないことには

それが良性腫瘍のエプリスとは言い切れない。

悪性の場合だってある。

小さな肉腫だから簡単な手術で済むし

切除したエプリスをちゃんと細胞検査に回して

同時に口内ケアをしてはどうか、と。




けれども私は治療を断った。



今の豆太郎に

手術は、麻酔は、

ありえないと思ったから。




豆太郎に持病がなく

もう少し若かったら

迷わず治療をお願いしていたと思う。



けれどもクッシングを抱えた今の豆太郎には

たとえ軽い麻酔でも

体への負担が大きすぎるのではないのかと

疑念でいっぱいだった。



それに万が一悪性腫瘍だったとしても

顎の骨を含めた広範囲の切除手術を

そんな大きな手術をもう

豆太郎に受けさせる気はなかったから

細胞検査をしても意味がないと考えた。




血液検査やホルモン検査の数値は安定していた。

だけど豆太郎は急速に弱ってきている。

日に日に元気なくシッポを下げる豆太郎の姿は

検査では読み切れない病気の進行を

数値には表れない健康度数を

そのまんま示しているように思えてならなかった。





0213-2 2016





幸いなことにエプリスは

その後、自然消滅してくれた。

2015年6月の終わり頃だったろうか。

ある日突然

3つあったエプリスが消えてしまった。



けれども歯周病のほうはどんどん進み

豆太郎はゴハンを

食べにくそうにするようになった。

早食いすぎて私を悩ませた豆太郎が

信じられない程ゆっくりゆっくり

食事をするようになった。

うまく食べれず

モノをポロポロこぼすから

オヤツもよく受け損なって転がした。



その姿を見ていると

いつも悲しかった。

やはりあの時

歯の治療をしたほうがよかったのかと

あの時点ならもしかして

麻酔に耐えられたかもと

治療を拒んだ自分の選択を

申し訳なく思って

豆太郎にあやまり続けた。



豆太郎がクッシング症候群になってから

いろんな場面で選択を迫られた。

検査をお願いする選択

専門医を紹介してもらうという選択

治療を受け入れる選択

そして拒む選択も。



豆太郎が亡くなってから

私は自分の選択がことごとく

間違っていたのではないかと

思えてならない。



私が間違えたせいで

私が勉強不足だったせいで

豆太郎の限られた時間をすり減らし

QOLを低下させてしまったのではないかと

考え続けている。



だから、そんな自分の私の愚かさも含めて

豆太郎のクッシング症候群の備忘録に

記録しておこうと思う。


私の間違いも、

豆太郎が生きた記録のひとつだから。





0213-3 2016





あの日、豆太郎がこぼしたオヤツのボーロは

今もキャビネットの下に転がったまま

主の豆太郎を待ち続けている。



拾ってしまうのが淋しくて

ずっとそのままにしてある。



これも豆太郎が生きた日々の

記録のひとつに思えて・・・・・。





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